4月18日はワシリーエフの誕生日。
今日は、コンクール休日でした。
で、審査委員長のワシリーエフの誕生日。
夜は、誕生日会。
パーティー中、ひっきりなしにお祝いの電話が鳴り続ける。
電話は世界中から。
ワシリーエフ氏は、何か国語でお祝いに対してお礼を言う。
その度その度、誰からの電話か説明してくれる。
皆、バレエ界のみならずそれぞれの世界で歴史を刻んできた人たちだ。
その歴史を、話してくれる。
知られざる歴史の裏話とか、、いろいろ。
すごい時代だな。
そんな、いい話も面白かったんだけど、
あの人と一緒にいると、ひとつ一つの言葉が心に響く。

その中の一つのエピソード。

誕生日会にペルミの州長もきてお祝いをする。
なかなか普通では会えない人だ。
ワシリーエフの誕生日だから会えたということもある。
で、せっかくだからこの機会に、ここの芸術監督がいろいろな問題を話す。
州長の下には何人もそれぞれの責任者がいて州長まで話がいかないことが多い。

横から聞いていた僕は、ワシリーエフが言った、二つの言葉が特に記憶に残った。

一つは、芸術監督に対して、
「よく言った。こういう時にしっかりいうことが大切。」

もう一つは、州長も含めての会話で。
芸術監督に対して「自分のやる事をしっかりやりなさい。」
そして州長に向かって。「常に誠実でなければならない。真剣に嘘偽りなく生きなければいけない。嘘はその時は上手に逃れたと思うけど、決してそんなことはない。」

素敵だな〜。

僕は、心からこの人を尊敬するのです。
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# by ibashika201107 | 2018-04-19 03:42 | Comments(2)

こんな感じ。
このコンクールの審査員は、
ワシリーエフを筆頭にしてバレエを愛している人ばかりである。
しかし、やはりそれぞれの見方がある。

ペルミの先生
「点数がおんなじなのは、技術ばかりやっているからだ。動きに感情、感動がないと高得点はつけられん!」

外国の先生
「クルクル ピタッ!ルルベでバランス!
うーん、いいね!」

ロシアの先生
「足が美しい。身体条件よし。体のライン、ベリーグット!!!」

ワシリーエフ
「音楽にあっていない!ありえん!」

キエフの先生
「オレのジャケットいいでしょ」

「あの子は、とってもかわいいね。グット!」
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# by ibashika201107 | 2018-04-18 21:38 | Comments(1)

こんな事を今考えている。
人生って、辛ければ辛いほど
人は成長する。
もちろん、自分がその事をどうとらえて
どう乗り越えていくかですが、、。

結局は、努力あるのみかな。

それも、どう努力するかが問題。

ま、よく考えろって事か。

でも考えているだけじゃダメ。

行動する事。

しかし、時には気をぬくことも大切。

人生山あり谷あり。

でもね、僕は思うんです。

自ら、こんな過酷は環境に身を置くことができるって素晴らしいです。

そう、ここがポイント、人に指図されずに自らってとこ。

なんでも自分の意思で決めていくこと。

そして、挑戦を続けていくこと。

そして、感謝の気持ちを持つこと。


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# by ibashika201107 | 2018-04-18 03:32 | Comments(3)

16日
あんまり点数のこと言っちゃいけないんだろうけど、
なんでみんなこんなに同じなんだ?
まあ、平均レベルが上がってきているといえば良い事なのかもしれないけれど、
個性がないのはつまらない。
時々、顔まで同じに見えちゃったりするんですもん。


さて、2次審査中日。

バリエーションと創作の審査が続く。

壮絶なバトルとなってきました。

このコンクールは、ソロだと6曲、デュエットだと4曲用意してこなければならないので大変にハード。

出場者の中には、まさか2次に残ると思っていない出場者もいるので、
2次の演目は全然練習できていないような人もいた。

しかし、得意演目を持ってきて逆に勝負をかけてくる人もいる。


ここで思ったのが選ぶ演目について。

自分にあった客を選曲するということが絶対必要。

せっかくだからいろんな役にチャレンジしてみましょうなんて考えている人は
甘っちゃんだ。
選曲ミス。これも先生の責任重大です。
そういう人は結果できっとよく分かることであろう。


自分を最大限よく見せられるようにする事が重要ですね。


あと、創作も大切。
どんな振付かってのも、重要なポイントになる。

これで、一気にどんでん返しってこともあり得るんです。


コンクールに出てくるダンサーに対して
最終日のガラ・コンサート前に審査委員長のワシリーエフが先生方の為の講義をしてくれるそうです。
僕も是非行って聞きたいと思います。
とっても大切なこと、教えてくれますよ。

その事、後でこのブログを読んでくれる方限定でお知らせしますね。

みんなには内緒にしてね。






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# by ibashika201107 | 2018-04-17 03:35 | Comments(3)

2次審査。
さて、いよいよ第二次審査に入って来ました。

僕が、このコンクールが好きな理由の一つが、
審査委員長のワシリーエフの方針が素晴らしいと思う事。
その中の一つ。
昨日の審査前、審査委員が入場して来た時にお客さんが拍手で迎えてくれるのですが
それに向かって「皆さん、拍手をありがとう!この拍手を出場者に送って下さい。そうしたら皆んなもっと良い踊りができるはずです」と仰ったのです。
観客の拍手を禁止するコンクールはいくつか知っていますが、拍手を仰ぐって素晴らしいと思うのです。
よく審査の妨げになるとか言いますが、そんなので左右される審査員ってへなちょこです。
観客も、舞台の中の大切な一部としている考えからだと思います。
コンクールだけれども、踊りの芸術としての審査を第一としているのだと思います。

さて、二次に入って少し緊張が解けて来たのか
なかなか良い踊りを踊る子が出て来ました。


で、また審査中に書いたことを箇条書きにしてみます。




時間が経つにつれ、ほぐれてくる人と、疲れてくる人がいる。

表現の度合いも大切。度がすぎると不快感を与える。

生徒の踊りと、アーティストの踊りに分かれる。

ハングリー精神がないとダメ。甘ったれている人ダメ。その瞬間にかけていないとダメ。

明らかに誰かの真似をしている人も不快感を与える。

細すぎる体も、デブと同様。

礼儀正しいと教えられた通りにのみ、正しくしているのは、全然礼儀正しくない。

まっすぐしていると棒のようで美しくない。人間の体の美しさって流線型だ。

上手な人は、出てくる前からわかる。

出来の良い悪いはもちろんあるけれど、今突然に上手になるなんてことはない。

もともと出来ると思っている人と、もともとできないと思っている人がいる。

技術は出来て当然。

なんであの人が入って、私が入らなかったなんて言っている人は、下手だから。
誰に言われなくても分かるぐらい上手くなければいけない。





審査委員室で審査委員長のワシリーエフの言葉。

「音にあっていないとダメ。踊りが音楽でなければならないし、音楽と一緒でなければならない。
テンポが音とずれていたり、踊り全部がおんなじテンポなんてことはありえない。」

「首のラインも、手のラインも美しく踊っていなければならない。


うう、説明してくれた時の彼が見せてくれたその動き、、、。


バレエって、こういうことなんだろうな。












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# by ibashika201107 | 2018-04-16 15:09 | Comments(2)

明日は、稽古に行かん。
ただいま夜中の2時11分
照明合わせ終了。
これからホテルに帰ってねま〜〜す。

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# by ibashika201107 | 2018-04-15 06:12 | Comments(3)

二次審査に向けて
ウラン・ウデから2名のダンサーが一次予選を通過した。
二次審査には、創作審査があり、その照明合わせをしなければならない。
二人とも僕の振り付けを踊るので照明合わせには僕も立ち会わなければならない。
さて、現在、一次審査終了と同時に照明合わせが始まっている。
僕らの予定時間は、今日の夜中0時45分。
ただいま2時間遅れで進行中だそうだ。
、、、と、いうことは、、、、?、、、!!!

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# by ibashika201107 | 2018-04-15 03:09 | Comments(1)

第一次審査終了
一次審査が全て終わった。

これから会議が始まる。

点数表は、おそらく接戦になっている事であろう。

こんなこと言ってはなんだが、
どんぐりの背比べだ。

あとは、運が決める。

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# by ibashika201107 | 2018-04-15 00:30 | Comments(1)

4月14日
これまでいろいろと書いてきましたが、良く踊れるかは、心の問題が大半だという事が分かってきました。なんで心の問題が起こるのかは失敗したらどうしようという緊張から来るものと推測されます。要するに技術の面で自信がないのではないでしょうか?昨日の投稿の最後の方で、ワシリーエフは緊張しないみたいに書きましたが、彼と一緒にいると、その理由が分かる気がします。それは、あの方は踊りの事しか考えていないのではないかと思ったからです。そうです、踊りの事を考えていたら楽しくてしょうがないはずなのです。はっきり言ってここまでの審査で踊っていたのは、ほんのの何人かだけでした。要するにバレエ(踊り)のコンクールなのに踊っている人が限りなく少ないという事です。技術や基礎はもちろん大切なのですが、踊っていなかったら一体何のためにやっているのか全く分かりません。意味がなくなってしまいます。本当のことを言うと技なんて失敗しても良いんです。心が踊って体で表現するのです。それは、コンクールという競い合いでも例外ではありません。いや、競い合いの場であるからなおさらそれを失ってはいけないのです。本当に簡単なことなのです。心から踊れば良いのです。予選3日目が、これから始まります。

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# by ibashika201107 | 2018-04-14 11:25

思った事、箇条書き。
袖から見える人ダメ。(出番前に舞台袖にいるのに、客席から見えちゃう人は最低です。舞台に対してのエチケットゼロ)

踊り終わった後に、袖に引っ込む時、まだ引っ込もないうちに踊りを辞めてしまう人ダメ。
それと同様に、技と技の間が踊りになっていない人ダメ。

顔が悪い人ダメ。(顔の形や作りの事ではなく、頭が悪いみたいに見える人の事。)
表情も大切。(緊張で顔が引きつっているのは大変に良くないです)

プリエが悪い人ダメ。

足が汚い人ダメ。
足に教養がない人ダメ。(決してとてつもなく美しい脚の形だけが必要なのではなく、正しく使えていて神経が行き届いているのが大切。特につま先)

衣装も大切。

バレエは礼儀作法の世界。(ディナーでフォークやナイフの使う順番とか、着物の着方とか、銭湯で湯船に入る前に体洗うとか、
トイレ使ったら流すとか、マクドナルドでは食べた後自分で片付けるとか、、、、
ここでいう礼儀作法とは、特に作法についてで、ポジションとポジションの繋ぎは一番プリエを通らなければならないとか、クドゥピエを通らなければならないとかの、きちんとした決まり事がある。それをしっかりやらないとダメ。)


ポジションとか技とかに問題があるのは、結局は踊りになっていないから。

なんかみんなおんなじくらいの点数が続くな〜。
雰囲気を変える人がいない。殻を破る人がいない。

上手な人は、なんとなく良い、説明できないのだけれど良い。

緊張を味方につける人と、負ける人がいる。

不思議におんなじ曲が続くのはなんでだろう?

ニコニコ笑っているだけではダメ、それ以上の迫力はでない。踊りにはそれぞれのニュアンスがあり、
そのニュアンスが一番美味しいところ。

審査委員を皆、自分のファンにしなければならない。


一次審査2日目が終わり審査委員の口数がだんだん少なくなってきた。


ワシリーエフってきっと緊張しない人間なんだな。


コンクールは、勝ちに来た人が勝つ。







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# by ibashika201107 | 2018-04-14 03:38 | Comments(2)


岩田守弘のオフィシャルブログです。
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プロフィール
1970年10月6日生まれ。
天秤座☆
血液型O型
神奈川県横浜市出身。
妻、娘二人の4人家族+猫
趣味は合気道。


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