さて、今月21日、22日に、バフチサライの泉がここウラン・ウデのオペラ劇場で初演されます。
現在は、リハーサルの最終段階。
今回は、サンクトペテルブルグからシェルスチニョーワ先生がいらしてくれました。
彼女は、マリーンスキー劇場で27年間踊り、サンクトペテルブルグでコンセルバトーリーと
ワガノワバレエ学校にて教師をし、現在はフリーで世界各地で教えておられます。
この”バフチサライの泉”というバレエはロシアバレエの代表的な作品ですが
あまり多くの劇場では上演されていない名作なのです。
ドラマバレエと言われ、技術以上に芝居が重視されるバレエ。
そして、東洋と西洋、タタールとポーランドという二つの民族性の比較、
それぞれの民族舞踊も見所の一つです。
で、これがおそろしく難しい。
でもそれはちゃんとできたら凄まじく素晴らしいのです。
今回シェルスチニョーワ先生の指導を見て
その知識の豊富さに感動してしまいました。
これは、はっきり言って僕じゃ、ビデオを1000回見ても分からないですね。
その仕事は、まさに宝石を磨くのごとし、
彫刻を彫るのごとし、
陶器を作るのごとしなのです。
伝統で受け継がれた歴史の宝物。
ううう、、
感動!!
で今日は初演前の最後の休日。
シェルスチニョーワ先生の「一生に一回は行ってみたい」と夢見ていたバイカル湖に
僕達は行って来ました。
バイカル湖は、まだ氷に覆われ
車で湖上に乗り付け。
しばらく先生とバイカル湖湖上を散歩。
先生はしきりに「なんて素晴らしいんでしょう」と連呼して喜んでいました。
その後、温泉につかり休日を満喫。
昨日はテレビのインタビュー。
明日は記者会見。
盛り上がって来ましたよ!!
よっしゃ〜、
明日からまたがんばりまっせ〜。