しばらく更新ができず、ごめんなさい。
先日は、無事にタリスマンの初演が終わりました。
このバレエは、実は何年も前から見たかった作品で、
今回実現したことを大変に嬉しく思っております。
クラシックバレエとは、とても繊細なもので
とても難しいものです。
でも実にシンプルで、しかも奥の深いものです。
この作品は、約100年も世に姿を見せていないで身を潜めていたのです。
(現代版見たいのはあったようですが)
今回アレクサンドル・ミシューチンが、復活させたものは
僕の見解では、クラシックの品と道徳を兼ね備えた作品となったと思います。
実は、ここだけの話ですが、日本での上演の可能性もあり、
もし実現するのならばとても意義のある素晴らしいものとなると確信しています。
ただ、その場合即席で作ることは、できないと思っています。
なぜなら、ダンサーがきちんと作品について考え理解し、そしてそれを身につけなければならないからです。
素晴らしいダンサーの演技があってからこそ、この作品が栄えて来るのです。
この作品は、ダンサーを育てることができ、そして、良いダンサーによって育っていくのです。
さて、タリスマンの初演を無事に終え、いよいよ第一回日露ユーラシアバレエコンクールが近づいてきました。
このイベントには、とても思い入れが強く、個人的に大きな期待を持っています。
アイデアが湧いてから、今に至るまでいろいろなことがありました。
バカにされたり、無理だと言われたりもしました、
しかし、僕のこのいい加減さにもかまわず、
信頼してくれ、協力してくれた方々のおかげで、
開催まで一週間に至ったのです。
このコンクールは、4つのテーマを持っています。
一つは、日露友好。
もう一つは、若者の育成。
そして、地域の活性化。
そして最後は、クラシックバレエの発展。
最後のクラシックバレエの発展については、実は、僕の世間への挑戦状なのです。
さて、挑戦状の内容は、また後日紹介いたします。
また、協力してくれた方々についても少しづつ触れていきたいと思います。