うーん。
ウラン・ウデーハバロフスクのシベリア鉄道二日間半の旅は、結果から言うと最高であった。
僕が乗った三等室は、最近出来たロシア製のとても良い車両であった。
そしてとても大切なのは一緒にいる人。
今回ご一緒したのは女の子を連れたお母さん。
お二人は途中で降りて次に乗ってきたのは若い女性。そして、最後に乗ってきて途中で降りていったのがバカでかい酔っ払いの男性。
この酔っ払いは、隣の車両の友達のところへ行っていたのであまり一緒にいなかったので良かった。
さて、シベリア鉄道は、いつまでたってもおんなじ景色というのが有名だけれど、僕には瞬間瞬間がとても新鮮だった。
もちろん、言ってしまえば木、山、川だけだから、同じと言えば同じだ。
でも、白樺の林だったり、草原だったり、山火事の跡とか、川があったり、、。
川だってそれぞれの形が違う。
水の色も違うから川の雰囲気がそれぞれ違う。
馬がいたり、犬がいたり、そういえば小さな動物もいた。あれは、いったいなんだったのだろう?リスではないしうさぎでもない。
「あれは、バランダチュックだ。」とロシア人男性が言っていたが、僕には、なんだったのか分からなかった。
黄色い花畑があったり、紫の美しい花がさいていたり。
飽きたら寝たり、話をしたり、本を読んだりストレッチをしたり、、。
汽車に閉じ込められた時間は、どこに行く事も出来ないし、電波なんて全然ないから、インターネットも携帯電話も通じない。
だから、諦めるというか、開き直るというか、
どちらにしても、こんな贅沢な時間は無い。
とにかく無事にハバロフスクに到着。
今日から、公演が始まりました。
公演前、記者会見をして、
その後は、日露友好年を記念し、ハバロフスク在日本総領事のご好意でVIPを集めたパーティーが開かれました。
そして、超満員のお客様で開演。
拍手大喝采を受け、第1日目が終了。
これから、28日まで舞台が続きますが、
最後まで気を抜かぬよう、
頑張ります。