フォーラムとかコンクールの恐ろしいところは、
あまりにも素晴らしい受け入れ側の接待である。
美味しい食事が続く。
稽古ができない。
動かない。
完璧だ。
今回のフォーラムは、天国のような時間を僕に与えた。
1、バレエを愛する人が集まっている。
2、ご飯が美味しい。
3、素晴らしい劇場で行われる。
4、遊覧船で食事をさせてくれた。
5、毎日バレエ鑑賞をさせてくれる。
6、昔の友達と夜は酒を飲める。
7、ホテルが劇場内にあるからどこにも行かなくて良い。
8、ディレクターは凄い美人の女性だ。
しかし、今回大変に驚いたのは、
やはりこの劇場を見たことだった。
この劇場が完成したのは、約6年前。
総面積53000平方メートル。
バレエ、オペラを上演するために完璧なる条件を全て持ち揃えている。
僕が、今、想像できる日本にもしあったら良いなという
理想の劇場だ。
それは、大きさ、形、内容を全て含めた総合点である。
劇場ってあんまり大きすぎると使い物にならないし、
無駄を省きすぎるといい意味での贅沢感がなくなってしまうのですね。
それがこの劇場は、絶妙なバランスで融合されている。
ほんと、こんな劇場が日本にできたら良いなって、夢見ています。