本日は、日本からの撮影が入る。
地方公演もいよいよ最終日。
ダンサー達は肉体的にも精神的にも疲れがたまってきていることだろうと思う。
公演が終わるとすぐにそのままバスに乗りウラン・ウデに帰る。
これがダンサーの人生だ。
精一杯頑張った人には、その後、楽しい夏休み。
怠けた人には、待ちに待った夏休み。
中には、夏休みなんかいらな〜い!という頼もしい人も。
まあ、とにかく無事にシーズンが終わろうとしています。
皆んなそれぞれいろいろな経験をし、成長していったのではないでしょうか。
若い世代の成長を、嬉しく思うと共に、
頼もしいと喜んでいます。
モスクワでも、若い世代の頑張っている良いニュースが。
4年に一度のモスクワ国際バレエコンクールで
日本人入賞者が。
ジュニアで金賞に輝いた千野円句君は、
僕の親友千野真沙美さんの息子さん。
千野さんは、ロシアバレエ団時代のパートナーで先輩。いろいろお世話になったし、お互いに励ましあってきた。その息子さんが生まれ退院する時に僕は車で迎えにいったのだ。
その彼が、モスクワの国際コンクールで金賞を取り、そしてボリショイに入団した。
素晴らしい世代が成長して、芸術家として育っていく。
イルクーツクは、今日も良い天気。
33度の夏。