今日は、モスクワ最終日。
明日出発で、明後日からウラン・ウデ。
ウラン・ウデに着いたらシーズンスタートだ。
と言うことで今日が夏休みの最終日となる。
今は、車の修理をしにトヨタセンターに。
さすがトヨタだ、サービス、ベリーグッド!
ま、ちょっと高いですけどね。
これが、終わったら家に帰って荷物作り。
今年から、妻もウラン・ウデに移るので
結構な量の荷物になりそう。
妻が、来ると言うことで
ウラン・ウデにバレエスクールを開校することになった。
着き次第オーディションを行う。
初めてのことですが、今年は50名以上の応募があり
どんな子供達が集まってくれたのか、とても興味深いです。
妻は、バレエダンサー引退後、教師を10年以上続け、その経験が今回も活かせるよう僕らがサポートをしなければならない。
妻は、厳しい。
厳しいながら優しいところもあって
生徒には尊敬されているようだ。
モスクワで、彼女のクラスを見学した時に
特に感じたのは、生徒以上に父兄とのコンタクトが取れている事。
これは、僕の母が言っていた三身一体なのだ!
母の経験上では、上手な生徒が育つ時、
この三身一体がなされているらしい。
先生だけでも、
生徒だけでもダメ。
やはり親の影響は、それに等しい程ある。
別に、家に帰って手取り足取りやる訳ではない。親が理解し、評価し、一緒になって喜び、または悲しみ、心から応援し、そして尊敬する。これがあると子供は俄然やる気が出て頑張る。何事でもそうだけど情熱が大切。
今年の夏、日本に帰っていた時母の部屋から1通の手紙が出てきた。
1990年僕がソ連に留学した時に書いた一番初めの手紙。
文は下手で言葉使いも酷い。
でも、最後にこう書いてあった。
「鬼のようにバレエが上手くなりたいです。」
26年間、母はこの手紙を大切に持っていてくれた。