一昨日は、次女ありさの音楽学校の卒業式だった。
彼女は、歌を習っていてその学校に7年間通っていた。
忙しい忙しいと言いながらも
喜んで通っていた。
卒業して、これからどうするのか聞くと
また、そこに通うと言う。
どうやらとことん好きならしい。
卒業式は、とてもアットホームな感じで
見ている僕たち夫婦の心も
とても穏やかで満たされている気持ちになった。
、と、そこでふと気付く。
この学校にいる子供達の顔がとても良い顔をしているのだ。
別に、ただニコニコしている訳ではないのだけれど。
そして、この子供達。
とっても綺麗。
もちろん、バレエをやっているのでもスッポーツをやっているのでもないから
スタイルが良い訳でも、めちゃくちゃ体が引き締まっている訳でもない。
短足ちゃんもいるし、デブちゃんもいる。
だけど、みんな綺麗なのだ。
スピーチで校長先生が言う。
「ここで習った事は、あなた達一生の宝物です」
と。
そうなんだ、この子達は体の中に宝物を持っているんだ。
でも、それだけじゃない。
この子達の美しさは習ったものだけじゃないと僕は思う。
そこには、もっと根本的な信頼関係とか尊敬する心とかが感じられた。
そう、それはここにいる先生方の大きな大きな愛情だ。
厳しく優しく本当の愛情を注いでくれたから
こんなに素敵な子供達になったんだと。
校長先生を始め先生方は本当に嬉しそうに言っていた。
「あなた達は、なんて素敵な子供達でしょう。ありがとう。ありがとう。」
と繰り返し繰り返し言っていた。