いつもの事です。
毎回そうなのです。
海外公演につき物なのです。
それは、、、
スーツケースの重量オーバー。
皆、いったい、
何を、
そんなに、
買ったのかと、
驚くぐらい、、、。
出発前日、
団員一同パニックに陥ります。
大きさと重量。
踊る以上に頭をつかい、
荷物と格闘します。
ま、中には徹夜をして荷造りする人も。
夜の状況を見て、僕の本音は
「こりゃ、だめだ。皆、日本から帰れなさそうだ。」
でした。
まさに、危機一髪。
でも何とか無事全員日本を出発する事が出来ました。
奇跡は起こるのですね。
飛行機の中では、皆
日本は楽しかったと、とても喜んでいました。
ジャパンアーツ、関係者の方々にとても良くしていただき
団員一同大変に感謝をしています。
この世に存在する最高のおもてなし
(プロデュース、マネジメントなどなど全てを含めて)
だと絶賛しています。
本当に、ありがとうございました。
それと同時に、震災後の放射能による風評被害にも関わらず、
日本に来て素晴らしい舞台を見せてくれたボリショイの方々に
深い尊敬の念を抱きます。
素晴らしい日本公演でした。
飛行機の中から見えるモスクワは真っ白な雪景色。
気温はマイナス22度。
冬のロシア。
とても美しいです。