今日は、僕ら夫婦の結婚記念日。
いつも忘れちゃう結婚記念日。
そして、後で思い出す結婚記念日。
でも、今年はしっかり覚えていたんです。
偉いぞ!俺!!
それから、妻。
彼女も偉い。
お祝いしている時に、
こんな事を言ったんです。
(僕たち夫婦の会話ですから、またまた芸術の事ですが)
((つまらなかったら、ごめんなさい。))
本物のアカデミー劇場っていうのは単にお客さんを楽しませる為にあるんじゃないの。
アカデミーという事だから、ある意味で教える所なの。
文化とか道徳とかを。
ま、芸術って事ね。
責任があるのよ。
だから、お客さんが喜んで
大きな拍手があったからと言って
それが、素晴らしいという事ではないの。
それから、訳が分からないようなもので、
お客さんに考えさせるのもだめね。
劇場って、ましてアカデミー劇場は
芸術を教える学校でなければならないのよ。
そこに、価値があるの。
他のコンサートホールとか、スタジアムとかは
それぞれの意味と価値を持っているんだから
劇場は劇場であるべきね。
(ロシアの各都市にある、
主な劇場は、アカデミーという称号を必ず持っているのです。)
こんな、話をした僕たちの結婚記念日でした。
考え方が古いんでしょうね僕たち夫婦って
でも本気で、妻の言葉に同感しちゃったんです。