今日は、長女マリヤの誕生日。
16才になります。
16年前の事が思い出されます。
前日の夜に陣痛が始まり、朝10時に生まれたのです。
僕はドアの外に立っていて産声がするのを待っていたのですが
全然聞こえてこない。
心配になって、ドアから出てきた看護婦さんに、
「赤ん坊って産まれると泣くんじゃないんですか?」
と聞くと、看護婦さんは「泣いてますよ。」
と返事をするのです。
耳を良~く済ませると、
本当だ!
uwa、、、
という声がかすかにかすかに聞こえてきた。
ソ連崩壊直後のロシアは、経済的に大変不安定で
僕らのお給料もとても少なかったのです。
紙オムツなんてとても買えないので
毎日オムツとの戦いが続きました。
洗う、乾燥、アイロンがけ、
洗う、乾燥、アイロンがけ、
の連続。
あれからいろんな事があったな~。
彼女が産まれる事が分かったから
ボリショイに入ろうって思ったし。
16年。
子供の成長とともに、時間の経過を感じます。
これからも元気でね。