バレエでもイメージトレーニングは、
とても大切な練習の一つ。
僕は、このイメージトレーニングが大好き。
特にメトロで、移動中に行うのが良い。
しかし、自分の中に入りすぎると副作用が生じる時もある。
よくあるのが、、、
まず目をつぶる。
踊りのイメージを頭に描く。
音楽が聴こえてくる。
跳ぶタイミングや角度をイメージする。
表情や感情をイメージする。
踊り終了。
う~~ん、よく出来た。
拍手大喝采!
嬉しい。
目を開く。
すると、、、
周りの人がニコニコしている。
きっと跳ぶタイミングや角度をイメージしている時に、
微妙に体が動いていたり、
表情や感情をイメージしている時に、
眉毛がよったり、ニヤッと微笑んでいるのでしょう。
これは、かなり恥ずかしいのです。
今日の、イメージトレーニングでの副作用はこんな。
メトロに乗る。
目をつぶる。
音楽が聴こえてくる。
音楽にのりながらジャンプをする。
(自分では驚くほど高く跳ぶ事が出来る)
次の動作も素晴らしい出来だ!
最後の部分はちょっと疲れているが、
力を振り絞る。
メトロのドアが開くのと同時にフィニッシュ!!
素晴らしい出来だ!!
気分最高。
ルンルンでメトロから降りる。
ドアが閉まりメトロは去っていく。
どこのホームに立っているのか分からない自分に気付く。
しばらく分からない。
じつは、一つ手前の駅で降りてしまった事に気付く。
しかし、周りの人は知るはずも無い。
知らん顔で次のメトロが来るのを待つ自分が、
とても寂しい。