コンピューターの調子が悪かったので、
更新が遅れましたが、
復活したので更新再開!
今回の旅はバレエとは全然関係なく、合気道のセミナー。
’サンクト・ペテルブルグ 白夜 合気道セミナー2009年’
18日朝5時、先生の車に乗ってモスクワを出発。
モスクワ-サンクト・ペテルブルグ約700キロ、10時間の旅の始まり。
天気は最高。
モスクワを出ると間もなく自然がいっぱいに広がる。
モスクワ-ペテルブルグ間の道はかなり舗装され、
とても走りやすい。
車が少なく、僕らは順調に進む。
気分も最高だ。
カーステレオから音楽が流れる。
音楽にのって先生は踊り出す。
(時々ハンドルを放し、ギターを弾くまねや太鼓をたたくまねもする。)
僕も一緒に踊り出す。
こんななんでもない様な時間だけど、
心はとても充実している。
幸せだな。
いくつもの大小の川を通り過ぎ、車は走り続ける。
しばらくすると僕は耐え切れず、後ろの座席で爆睡。
先生は10時間一度も止まらずに車を走り続けさせた。
実はこの時、僕にはまだペテルブルグでの宿泊先が決まっていなかった。
こんなのだーい好き。
さて、いったいどうなるのかな?
ちゃんとしたペテルブルグのホテルはかなり高いので、
考えられるのは3通り。
1) 4人部屋、6人部屋、8人部屋、12人部屋の安いホテル。
2) 一泊いくらかで泊めてもらえる安い部屋。
3) これらがダメだった場合は先生の車に泊めてもらう。
ペテルブルグに昼3時に無事到着。
すぐに合気道の事務所に行き、セミナーの手続きを済ませる。
僕の先生が地元の先生と、
なにやらこそこそ話しをしている。
しばらくすると地元の先生が僕に言った。
「道場の上にある宿泊施設に泊まりなさい。」
ああ、なんと言う事だ、
また助けていただいてしまった。
いつも温かく接してくれる合気道の先生方。
日本の精神を心から尊敬してくれている先生方。
僕も先生方にいつか恩返しが出来るようにがんばらねば。
お言葉に甘え泊まらせてもらう事にした。
この体育館施設は以前プーチンと柔道の山下さんが一緒に稽古をしたところ。
立派な施設だ。
ここに約300名の生徒が集まる。
今回の先生はフランスからいらっしゃった伝説の合気道家、田村先生。
3年前に一度教えていただき今回で2度目。
僕は自分の中でこの先生の事をこう呼ばせていただいている。
「幸せ製造人」
セミナーはいつものごとく、とても充実して素晴らしいものだった。
合気道の他にも、ペテルブルグでは、
知り合いの方とお会いでき嬉しい時間だった。
そして稽古の合間に嬉しい報告の電話もあった。
「1位になりました。」
モスクワのコンクールで僕の振付を踊ったロシア人の女の子からだった。
ウラー!!
彼女の受賞に僕らは大声で喜ぶ。
コンクールでは若いダンサー達が本当に光り輝いていた。
まして良い結果が出たのだから本当に嬉しい事だ。
サンクト・ペテルブルグ 白夜 合気道セミナー2009年は大盛況で終了した。
僕らは先生の車に乗りペテルブルグを後にする。
帰りは9時間でモスクワに到着。
ここ1週間バレエの稽古をしていなかった。
またこつこつと始めなきゃ。