アンドローソフ版チッポリーノ本番終了。
結果的には大満足。
「ダンサーが自分の踊りに満足したらいけない。」というけれど
僕は最大限にがんばったから悔いは無い。
満員の客席の大人も子供も、
皆が一生懸命に見ていてくれた事がとっても伝わってきた。
周りのダンサーとも心が通じ合った。
いつも思うのだけれども奇跡のような一瞬なんだと思う。
大舞台で踊ったわけでも、世界的に報道されたわけでもない。
僕らと今日来てくれたお客さんだけの幸せな一時だった。
そして、それも時間とともに忘れられていく。
永遠なものではない、今なんだ。
よく質問される事で「思い出に残っている舞台は?」とあるが、
全ての舞台がそうだとしか答えられない。
これが僕のダンサーとしての人生なんだと思う。
なんちゃって。
岩田守弘