今日は、毎日新聞の大前さんのお陰で
素晴らしい方に出会えたのです。
その方のお名前は小島さん。
小島さんは、今年で94歳になられるそうです。
2年前に大前さんが取り上げて毎日新聞に記載されたのですが
小島さんは、3年間、ウラン・ウデで抑留生活をなされたのでした。当時のウラン・ウデの事や戦後の事、日本人としてどう生きてきたのかを優しくも力強い話し方で語ってくれたのでした。
しっかし、僕、思うんです。
生きるか死ぬかの人生をおくってきた方って
皆んな、なんでこんなに優しいんだろうって。
90歳を超えたお年にも関わらず、一時間以上
ビシッと座り、昔のお話を細かく教えてくれたのです。
いろんな話の中で、小島さんがおっしゃった大和魂という言葉。そこには深くて熱い思いが感じられ感動でした。
優しい目の奥には、不屈の精神が。
実は、今回国際フォーラムで踊らせて頂いたインテルニーロヴァンヌィは、この方がモデルだったのです。
小島さんが、「夜、マイナス30度で外に出るとそこには凄く綺麗な星がいっぱい見えたんです。日本人の仲間を呼んだけど誰も出てこない。食料が少なかったから生きるためにじーっとしていたらしいです。でも私は外に出て空を見上げる。目の前に北斗七星がひろがって、、。日本では見れない空なんです。、、綺麗だな〜って思ったんです。」と話してくれる。
でも、もう、その時の同僚は誰もいないそう、、。
小島さんは、
大切なお時間をさき、僕達に会ってくれ、
嫌な顔一つ見せず、丁寧に大切な事を教えてくれた。
僕は、帰りの電車の中で興奮を抑えきれずにいたのでした。
小島さん、
ありがとうございました!