春のような
優しい日差し。
電車に揺られて、見慣れた風景を瞳の奥に焼き付ける。
永遠に続くかのような線路は、真っ直ぐに真っ直ぐに伸びていく。
川辺で、少年達が太陽の光を浴びて野球をしている。
踏み切りを待つ人々、
駅のホームに立つ人々、
階段を上ってゆく親子、、、。
日本人っていつからこんなにマスクをする人が多くなったのだろう。
そう言えば最近水を飲め飲めと言われるけれど、これっていつからだったかな?
僕の現役の時は、水も飲まずにやっていた覚えがあるし、
先輩方も、先生もそうだったらしい。
僕達のほうが不健康だとは、思えないのだけれどね。
日本にいると、ウラン・ウデが寒いのは嘘のよう。
昨日、妻と連絡をしたらマイナス35度だと
元気な声で言っていた。
僕は、シベリアの冬が大好きだ。
日本の今日のこの眩しい太陽と同じくらい
ウラン・ウデの太陽は、
今の素晴らしさと、
明日への希望を与えてくれる。