という事です。
始めは面白いと思って書いていましたが、
もしかしたら、読んでいる方にも不快を与えているのではないかと不安になってきました。
どうぞ、興味のある方、ロシアに興味のある方、ロシアの政治家で日本語がお分りになる方だけお読み下さい。
パジャマもパンツも歯ブラシも、持ってきたのに、、、負けた。
空港から家に帰り必要な書類を持ち出発した。今回はトドメをさすためホテルに泊まる可能性があるのでメトロで行きバスに乗り換えて行く事にしたのだ。バスの時間をインターネットで確認して行った。バスの停留所も確認して行ったのだが初めて行ったので見当違いのところをあっちへ行ったりこっちへ行ったりして迷っていたらバスの時間に遅れてしまった。次のバスは40分後。その辺をブラブラして待つことにした。バス停留所付近にはいかがわしい白タクの運ちゃんがノロノロと歩き声をかけてくる。
「バスは行っちゃったからあと2時間くらいは来ないよ。町の渋滞もひどいからオレの車に乗って行ったほうがいいよ。」
フッフッフッ、僕はインターネットで
ちゃんと調べてきたんだ。40分後にバスは来るはずだ。僕は心の中で呟き「バスの切符を買ったからバスで行くよ。」と答えた。
その後も何度も聞いてきたが、どこか郊外に連れて行かれたら大変だと思い無視し続ける。
さて、ここからが長かった。
バスが本当に来ないのだ。
1時間くらい待っていて寒さがこたえだしてきた。これでバスが来なかったら元も子もない。
一か八かだと思いタクシーに乗る。
バスと同じ値段というところも怪しいと思ったが超スピードで飛ばしてくれあっという間に着いてしまった。
到着時刻は午後5時25分。
外は暗く人数は少ない。
入り口に着くと行列は全くない。
そのまま建物の中に入る。
持ち物検査も形だけで簡単にパス。
中で待っているのはたった約25人。
その後、1時間くらい待って受け付けに通される。この日は、僕の後ろの人までで受け付け終了。ギリギリセーフだった。それからまた1時間くらい待ちいよいよ書類提出。厳しい表情の女性が受け付けに座っている。
アンケートをチェックしながら記入不足を指示し質問を重ねる。パスポートを見てハンコが押されていない事を指摘する。
収入証紙に記入されているパスポートのナンバーが間違っていた。
「以上を直してきて下さい。」
「ちょっ、ちょっと待って下さい。僕はウラン・ウデに住んでいるのでこの収入証紙はウラン・ウデに戻らないと出来ないんです。」
「ウラン・ウデに住んでいるのでしたらどうぞそこで住民権を初めから取り直して下さい。」あまりにも事務的で冷たい。優しさのかけらも無いが、意地悪はモグラ叩きの如く顔を覗かせる。
僕は、目の前が真っ暗になった感じがした。
決戦敗退である。
さて、しかしこれで終わる俺ではない!
これから敗者復活戦。
ここからが、本領発揮なのだ!