明日は、久しぶりの舞台。
僕が踊るのは”ワルプルギスの夜”のパック。
この役は、バレエ学校を卒業してモスクワのロシアバレエ団に入った時から踊っている。
それが1991年からだから、約22年間踊っている事になる。
世界のいろいろなところで踊ったし、一体何回踊ったのか見当もつかない。
何回も踊ると飽きるという人もいるけれど、
僕は、この役を踊れる事がいつも嬉しい。
超、超、超、キャラクター役。
グロテスクと言った方が良い役。
あ〜、明日も楽しみだ。
もう今からやる気がメラメラ出てきた。
まだまだ、興奮できる自分が嬉しい。
やるぞーー!!!
えっと、話が全然変わるのですが
劇場から外に出ると
ポタッ、
ポタッ
っと奇妙な音が、、、
いや、奇妙じゃなくて
それは、余りに僕の耳に嬉しく響く
感動の音だった。
なんと屋根に積もっている雪が
太陽の日に温められ融けてきたのです。
どっひゃーー!
外で水を見るなんて、
なんて感動なんだ!!
ほんと、信じられない。
ここ、ウラン・ウデにも
ゆっくり、
ゆっくり、
春が
近づいてきたんだ。