昨日、モスクワのクロクスシティーホールで開催された
フラメンコフェスティバルの最終日のコンサートを見てきました。
もともと、僕はフラメンコの大ファン。
今回は、スペインにお住まいでピアニストの松村未英さんのご好意で
フラメンコを見る事が出来たのです。
松村さんは3歳からピアノを習っており、
その後、アメリカで
クラシックのピアニストで、グネーシン・インスティテュ―ト、
モスクワ音楽院から移ってきた先生に師事されています。
フラメンコのフェスティバルやショーのアートディレクションをするスペイン人男性と結婚し、
スペイン、アンダルシア地方の首都セビリアに2003年頃から住んでいます。
彼女は、フラメンコの音楽に大変に興味を持ち
フラメンコからインスピレーションされたピアノ曲だけを厳選して、
フラメンコとクラシック音楽の出会い、をコンセプトに”セレナータ・アンダルーサ”というショーを作り、2007年にセビリアのロぺ・デ・ベガ劇場で初演しました。
ここはフラメンコ界で名門中の名門の劇場で、
スペイン人の一流のフラメンコ・アーチスト
(ダンサー、ギター、歌、パルマ(フラメンコ風手拍子)を伴って
主演した初めてのクラシックの演奏家です。
フラメンコアーティストでも、スペイン人以外が単独主演になったことがないので、
外人で初めて出場かと思われます。
現在スペインの中では、TVやラジオのインタビューや新聞で記事出たりしながら、
プロのピアニストとして活躍されています。
そんな彼女のご紹介。
とっても期待していかさせていただきました。
そして、コンサートはやっぱり期待通り。
特に彼女の友人ハビエル・ラトッレさんは素敵でした。
舞台の上で人間の体に神様が宿る。
そんな印象を受けました。
ダイナミックでエネルギッシュ。
優雅でしかもスピーディー、
力強くそして繊細に。
かっこい〜〜!
のでした。
女性もとっても良かったし、
やっぱりフラメンコは凄いな〜と感動したのでした。
ただ、ちょっとだけ欲を言うと
群舞が無かった事。
舞台の上で大勢のダンサーがワー!っと踊る所も見たかった。
そういうのってフラメンコには無いのかな?
どっちにしても僕は満足なのでした。