セバストーポリでの地方公演は、今日のガラコンサートにて終了。
満員の観客に埋まった劇場は、割れんばかりの拍手喝采に包まれた。
僕が踊ったのは3曲。
ダイアナとアクティオンのパドゥドゥ、ハジャ・ナスレジンのアダジオ、ゴパック。
最終日だという事もあって、僕は特に上手に踊りたかった。
でも、ダメだった。
ダイアナとアクティオンは落ち込むぐらいダメだった。
友達は、落ち込んだ僕を見て慰めてくれた。
「こんなガタガタの床で、目潰しの様な照明なんだからしょうがないよ。」
床が悪くて、照明が悪くて、ダンサーが悪くて、
良いのはお客さんだけだね。
なんでだろう、良い時は始めから全てが良いのに、
ダメな時はメイクをしている時にすでに分かる。
同じに化粧をしているつもりなのに、どうも変な顔になっちゃうのだ。
集中力のもんだいなのかな?
ま、でも僕だってプロである。
残りの2曲は、頑張れたので良しとしよう。
そんなこんなで、無事終了。
楽しかったセバストーポリとも、これでおさらばだ。
お世話になりました。
明日は、朝7時の飛行機に乗ってキエフで乗継ぎモスクワに帰る。
ところが空港がセバストーポリと違う街なので、そこまで約2時間。
国際便なので2時間前のチェックイン。
という事で3時起きだ。
早く寝なきゃ。
おやすみなさい。