今日でマクシモワ・ワシリーエフ舞踊50周年記念フェスティバルが終了した。
4日間にわたり5回の舞台があり、アニュータには彼自身も出演した。
彼の踊りを見、彼の話を聞き、今まで以上に彼の事が好きになった。
コンサート終了後にはマクシモワとワシリーエフがダンサー達にお礼の言葉を言った。
「皆、今日はどうもありがとう。お蔭で素晴らしいコンサートになった。
心温まる素晴らしいコンサートだった。
一番大切なのはこの温かさなんだ。
皆、どうかこれからも心の温かい踊りをして下さい。」
観客と同じようにダンサー全員が大拍手をした。
マクシモワもワシリーエフも本当に心温かく素晴らしい!
コンサートの最後に舞台のスクリーンにマクシモワとワシリーエフの両親、先生方、二人にとても影響を与えた各界の人たち、一緒に踊った仲間たちが次々に映された。
どれも巨匠と呼ばれる人たちばかり。
「師への感謝を一生忘れてはいけない。」
これもワシリーエフが言っていた言葉。
その彼らの周りにはやっぱり素晴らしい人たちが集まっていた。
そして若者たちがその人達を目標にしていく。
これが伝統なのかな。
岩田守弘